土壌汚染対策法改正と実務への影響について

自分が飲んでいる水や触っている土に健康に有害な物質が含まれていたら、、、、目で確認できないものだけに、考えると怖いですよね。体の小さい子供などへの影響は特に心配です。

当職が過去に手掛けた管財事件では、発がん性のあるPCBや六価クロムを除去しなければならないものもありました。そのような経験から、土壌汚染対策法には関心があり、先日、土壌汚染対策法改正の研修に参加しました。東京・日弁連会館とネット中継で配信された研修でしたが、和歌山会場での参加者は当職1名でした。

それはさておき、2時間の研修内容でしたが、特に改正部分の実務に与える影響については参考になりました。改正内容は、これまでの規制をより実情に合わせて合理化する方向(土壌汚染の対策をしなければならない事業者にとっては望ましい)と、規則をより厳格化し、実効性を高める方向が含まれています。

特殊な法律で、技術的なことも多く分かりにくいのですが、管財事件や企業の不動産取引に関して土壌汚染が問題になることもままあります。ですので、今回の(ひとり)研修は寂しかったですが、それなりに収穫はありました(かつひとり研修は寂しいけど気楽です)。今後の実務で活かせる場があればと思います。

次の記事

kotti