蘭と蓮

新型コロナウィルスの感染拡大によって、世界的に社会、経済、教育活動が滞り、気持ちも沈みがちな今日この頃ですが、当事務所では、2019年初頭の開業時にいただいた蘭の花の、2回目の花が、ほぼ満開になりました。皆様にいただいた応援の気持ちを改めて感じ、初心を思い出して進んで参りたいと思います。

昨年は、企業法務、不動産法務、住宅瑕疵事件、交通事故事件、家事(離婚、相続)事件等々に取り組ませていただきました。ご相談に来てくださった方々の状況が少しでも良くなるよう、そして、次の一歩が踏み出せるように、法的理論、過去の判例、現実的な状況などさまざまな角度から次の一手を検証し、弁護士、事務員ともども精一杯取り組みました。初回の相談時よりも、ずっと明るい表情になって来所頂いたお客様と対面するときには、無上の喜びを感じます。この喜びをお客様と共に体験するために、本日も頑張りたいと思います。

最後に、蓮の花咲く季節になったので、玄関の写真は、大賀ハスの写真に変えました。蓮は泥の中から美しい花を咲かせるそうです。蓮の花言葉には、「清らかな心」、「神聖」といった言葉の他に、「救済」という言葉もあるそうです。お釈迦様は「人生は苦しみであり、苦しみ無しに人は悟ることができない」と教えられているそうです。人生の課題に直面し、苦しみを感じられている方々が、何らかの「救済策」を見出し、次の一歩を踏み出すことができますように、お手伝いをさせていただければ、と願っております。